高校生がテニスで県大会に行くためのブログ

県大会行ってモテたいぜ!by高校生

テニスで県大会に行く為に必要な技術

テニスで県大会に行こうとした場合、どのような技術が必要なのでしょうか。

県大会には、①予選②本戦があるということは、先日のブログでご紹介させて頂きました。
テニスの大会は、

1.県大会予選
2・県大会
3・各種地区大会(関東大会)
4・全国大会

という階層になっているのが一般的でとご紹介いたしました。

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人数も当然下の階層が最も多く、県にも拠りますが大規模都道府県などであれば予選に出ている人数が、男子だけで2,000人近い、なんてもこともあるようです。
さて、では、本ブログが主眼に置いている「県大会出場」に向け、どのような技術的要素が必要なのでしょうか。

テニスにおける技術とは

テニスには「心・技・体」が必要と言われることが多いです。
遠くに飛ばせば良い=フルスイングが必要という訳でもなく、決められた枠に収めるスポーツでありますし、その為には身体の左側や右側を使い、身体にコーディネーションを要求する動きが複数あります。
身体のコーディネーションとは、運動連鎖とも呼ばれるのですが、身体を捻りその力をボールに伝えていくという動作のことを指します。
ただ、ひたすら遠くに飛ばせば良い競技であれば、フルパワーを出す為にどのような身体の使い方をするのかという点のみを突き詰めますが、決められた枠内に収めるという競技であれば、飛ばすぎても失点に繋がります。
その為、ちょうどいいぐらいでコートに収める技術というのが必要になります。

フォアハンド

そのなかで、最も基本となる技術がこの"フォアハンド"です。
このブログでは、基礎の基礎が必要な方でなく、少し打てるようになってきた方を対象としております為、具体的な動画などはひとまず省略させて頂きますが、フォアハンドの重要性はテニスをされている方であれば良く分かるかと思います。

一般的なテニスプレーヤーであれば、フォアハンドの方が得意という人は多い為、こちらを軸に戦術を組み立ててる方も多いのではないでしょうか。
テニスで予選を勝ち抜いていこうと思った場合、球足の遅いクレーコートでラリー戦になることがあることが多い為、一撃の速いボールというよりは、自分の70%ぐらいの力で安定感のあるボールが必要となってきます。

バックハンド

これはニガテな人が多いですよね。
一般的なテニスプレーヤーでは、

70%:フォアハンドが得意
30%:バックハンドが得意

と分かれている印象があり、このショットを一通りちゃんと打てるかどうかが、初級者~中級者の分かれ道であると言えそうです。

テニスでは、返球距離が長くなる為、クロス(対角線)に返球するほうがミスが少なくなるのですが、このバックハンドをきっちりクロスに返せる人というのは試合運びが相当ラクになると思います。

ボレー

これは前述の2つ、フォアハンドとバックハンドと比較すると優先度は低くなります。
ただ、このショットを使いこなせるようになった場合、試合運びはバックハンドが打てる以上にラクになること間違いなしです。

一般的に、県大会予選に出場してくる90%位の選手は、フォアハンドが得意な人が多いです。
その得意というのも、軟式上がりで球が速かったり、ミスがフォアハンドのみ少なかったり、まちまちな基準です。
ただ、そのようにフォア一辺倒の人が多いのであれば、自分がバックハンドやボレーができれば相当に優位に試合を進めていけることは自明のことです。

サーブ

現在開催されている、全仏オープンを見ていると、球足の遅いクレーコートであっても非常に強烈なサーブが決まっています。
一般的なテニスプレーヤーがプロの試合を見ると、もっと強烈なサーブ打たなきゃという使命感に駆られがちなのですが、実際はそんなこと全くありません!
確率の良いファーストラービスと、あわよくば相手のバックハンドを狙えるサーブがあれば十分です。
むしろ、サーブ力を向上させるというよりは、ストローク力の向上のほうが試合の戦績に直接効いてくる可能性が高いと思います。

体力

この体力については、あればあるほど困ることはありません。
県大会の予選は4~6試合を1日で消化しなければなりません。そうなると必然的に体力がいるようになります。
体力切れを起こすと、人間は正常な判断を下すことが出来なくなってしまう為、特に夏の大会前までには体力の向上が必要です。
体力を向上させるには、

・LSD(ロングスローディスタンス)
=ゆっくり長い距離を走り、心肺機能を向上させるトレーニング

インターバルトレーニング
=高強度間欠性運動と言われ、急激に心拍数をUPさせる⇒数十秒のレスト⇒急激に心拍数をUPさせる、というようなサイクルの運動です。
 非常にキツいですが、心臓が1回で送り出す血液量を増加させることとのできるトレーニングである為、効果は覿面です。


以上、いかがでしたでしょうか?
今日はテニスで県大会に行く為に必要な運動プログラムなど取り上げてみました。

今日はここまで!