高校生がテニスで県大会に行くためのブログ

県大会行ってモテたいぜ!by高校生

テニスで県大会を目指したときのメリット

このブログでは、テニスで県大会を目指すことを推奨しています。
では、それは何故なのでしょうか?
ここでは、その疑問について紐解いていきたいと思います。

運動系部活動への加入率について

最近、部活動の加入率の低下や顧問となる先生の負担がクローズアップされています。
文部科学省のWEBサイトを参照してみますと、

                  • -

運動部への加入状況

中学校
-男子:83%
-女子:64%

高等学校
-男子:56%
-女子:41%

引用元:
運動部活動の在り方に関する調査研究報告 (中学生・高校生のスポーツ活動に関する調査研究協力者会議)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sports/001/toushin/971201.htm

                  • -

となっており、想像よりは低いなというのが印象です。
近年は、部活動の顧問をしていることによる長時間労働・休日出勤が非常に問題となっており、それが翌日の授業準備ができないことにも繋がっていると言われています。確かに、私の高校時代のテニス部の顧問の先生も、年末年始+お盆ぐらいしか休みを取っておらず、非常に時間は長かったとおっしゃっていました。ただ、その先生自身はテニスが好きであったことから、自分が好きなスポーツの部活動の顧問をすることについては、それほど拘束感は無かったようでした。

ただ、中学校-高等学校の部活動経験者の割合が低下傾向になってきた場合、

中学校や高等学校の部活動経験者の割合が低下

大学における体育会やサークル経験者の割合も低下

スポーツや文化活動経験の無い学生が教員になる

部活動自体の数は変わらない為、必然的に興味がない/やったことのないスポーツや文化活動の顧問へ就任することになる

負担感増

というサイクルに入ってしまうと思います。
その為、国では地域を巻き込んだ指導員資格の制定などに動いているということもあり、ある程度全体的にハッピーになれる施策が望まれています。

テニスで県大会を目指すと言うこと

では、なぜこのブログではそんな状況のなかで県大会出場を目指すのでしょうか。
もちろん、顧問の先生の負担になっているという状況はありますが、情熱を持って生徒の指導にあたっている先生もいらっしゃいます。
また、高校時代になにかを頑張った経験というのはそれからの人生においても非常に有意義なものとなります。
その為、1つの目標である県大会を目指してトライしてほしいという思いからこのブログを立ち上げました。
ここでは、テニスに必要な「心・技・体」に分類し、なぜテニスで県大会を目指すのか、目指すことでどんなメリットがあるのかという点について解説したいと思います。

まずは、心・メンタル的な部分から少しお話したいと思います。
テニスで県大会を目指すということは、県大会の予選を勝ちあがらなければなりません。
時間は高校1年生の4月~高校3年の4月までの2年しかないのです。
その二年で、自分を県大会レベルまで持っていこうとしたとき、

・目標設定力
・徹底する力

が養われます。
自分の目的や目標を定め、それに向かって努力する力
それは、高校時代のトレーニングにより涵養できますし、その力は大学時代や就職活動をする際にはとても大切な基礎力となるのです。

テニスは技術も大切なスポーツです。
どれだけ運動神経が良い人が居たとしても、ラケットスポーツなどはなかなかスグに上手くなるものではありません。
空間認識能力やコーディネーション能力が必要というのは、本ブログ内でも何度かご説明しておりますが、最低限の技術があるからこそ、気持ちや体力という精神的な部分の向上にも繋がっていくのです。
その為、技術的な向上を目指し、その結果が県大会出場という客観的な結果で表される為、自分のなかの一つの指標とすることができます。

ここは心の部分とも繋がってきますが、体力の向上です。
健全な指針は健全な肉体に宿るとの言葉もありますが、県大会出場に向けトレーニングを積むことは自らの基礎体力の向上を意味します。
県大会の予選は1日に5試合程度をこなしますし、真夏の屋外でそれらの試合数を消化する最低限の能力として、体力が上げられると思います。

以上、テニスで県大会を目指したときのメリットを挙げてみました。
大学生になると授業やバイト、就職活動などやるべきことが増えてきますので、高校時代のようになにか1つのことをやり遂げるという達成感が薄くなってしまいがちです。
なので、是非高校からテニスを始める方々は、県大会出場というのを目指して取組んでもらいたいなと思います。

今日はここまで。