テニスデビューして県大会を目指すには
高校生から硬式テニスを始める人は多いですよね。
日本では、中学まで軟式テニスが幅を利かせていますが、高校からは硬式テニスの人口が爆発的に増えます。
なぜ日本で軟式テニスが幅を利かせているのかというのは、日本的な旧態依然とした問題がありますので、
それはそれで今回とは別問題。その問題だけでブログ1本書けるような闇の深さかもしれません。
最近は、錦織圭選手の活躍でジュニア(~中学生)で硬式テニスに触れる子どもが多く、
地元のテニススクールなどのジュニアクラスは多くの人で溢れかえっているようです。
このブログでは、高校生で硬式テニスを始め、1つの目標である県大会に行くことができるように
ブログ記事を書いていきたいと思います。
目次
なぜ県大会を目指すのか
なんで、「市民大会」でも「地区大会」でもなく、『県大会』を目指すのでしょうか?
別に目指さなくてもいいんじゃないの?
そう思う人もいるかもしれません。
ただ、高校3年間といいながらも実際は高校3年の5月に引退するとすると、2年間しか部活生活はありません。
部活が終わると、基本的には受験勉強が始まってしまいます。
もちろん、強豪選手は高校3年の夏のインターハイ、全日本ジュニアのような上位大会に出場できますが、
そんな選手は各県で多くて2~3人しかいません。大半の選手は高校3年の5月で終わってしまうのです。
なので、そんな短くも熱い2年間を過ごす為に、ひとつの目標として『県大会』を目指してもいいんじゃないでしょうか?
県大会とは?
そもそも、県大会ってなに?という人が大半だと思います。
相当地方にいくと、出場人数が少なすぎていきなり県大会へというような地区(都道府県)もあると聞きますが、
そんなのは非常に稀です。一般的には、
①県予選
↓
②県大会
↓
③各広域大会(※試合規模に拠る:関東大会・近畿大会等)
↓
④全国大会(※試合規模に拠る)
というステップで勝ちあがると上に進んでいきます。
県予選には何人ぐらいでてるの?
人数的な割合を見てみると、
①県予選
例えば、本戦80ドローで本戦選手シード選手が16人いるとした場合、
予選ドローは64人(=64ブロック)です。
で、大規模都道府県になると、1ブロックに30人ぐらいはいたりしますので、
64ブロック×30人=1,920名
の高校生が予選に出場しているということになります。
かなりの人数ですよね。
1,920人のなかから、64人しか出れない大会、それが県大会なのです。
県大会には何人ぐらいでてくるの?
県大会の予選ブロックが、大会にはよりますが64ブロックだったとすると、
当然予選を勝ち上がって県大会へ駒を進めた猛者は、64人です。
ただ、これってあくまでも"プチ猛者"なんですよね。
県大会の予選を勝ちあがる(=本戦へと駒を進めると言います)と、
県大会のドローは、
シード選手:16名
予選上がり選手:64名
合計:80名
のものができあがり、その80名で上位大会を目指して鎬を削りあいます。
ただ、先ほどなぜ1,920名の予選を勝ちあがった64名の本戦選手が"プチ猛者"なのかというと、
本戦シード選手は、
それらが相手にならないぐらい強い
からですw
県大会に出場している人種は?
県大会には、
予選上がりの選手:64名ぐらい
+
本戦シード選手:16名ぐらい
で構成されています。
構成の出身校を見ると、
予選上がり選手:
公立高校の強豪と呼ばれる選手+私立高校の下位選手(といっても強い)
本戦シード選手:
大半が私立高校の選手・公立高校出身者であってもジュニア期からテニスをしていた者
という感じが一般的です。
なので、高校時代からテニスを始めた選手が、本戦シード選手となるには非常に厳しい現実があります。
ただ、予選を勝ちあがることは可能です。
次の記事では、どうやって予選を戦っているのかについて記載していってみたいと思います。
これからいろいろとお世話になります。
お付き合い頂けますと幸いです。よろしくお願いします。
今日はここまで。